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by tanishidou

津軽のこけし 阿保こけしや

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 昨年11月に田螺堂で「津軽リンゴ娘」と名付けてリンゴこけしをお店に出した。これは津軽のこけし工人阿保六知秀さんに作ってもらったものである。今年は、電話ではなく直接黒石に行ってお願いしようと思い、平日お伺いした。
 
 6月の津軽は、空が大きい。どこまでも続く青々とした田んぼ。意外に背の低いリンゴ畑。こんな風景を眺めながら弘南鉄道で黒石に。そこからバスで花巻下車。歩いてすぐの所に阿保こけしやはあった。

 阿保六知秀さんの息子さんの阿保正文さんとお母さんが出迎えてくれた。
29日からの東京巣鴨でのこけし販売で忙しいと聞いていたのにもかかわらず、図々しく行ってしまった私であった。今回は、話をしながら聞きながら、正文さんにすべて『津軽リンゴ娘』をお願いする事となった。
 事務所兼お店兼作業場は、木屑と木の匂い。お母さんの朗らかな会話と、ぼくとつな人柄の正文さんのお話。ここにこけしをお願いして良かったと心から思った。

 昨日、巣鴨の高岩寺に来ている阿保さんたちに会いに行った。黒石の時と同じお母さんの笑顔と、淡々と言葉少なげにこけしを引いている正文さん。どんとあぐらをかき、こけしに顔を入れている六知秀さん。黒石で見た風景と時間がその空間にはあった。

 お母さんに「今度冬に行きたい」と言ったら、「長靴、コート、耳当てはが必需品だがらね〜」「また来たら何もないけど、お茶ぐらいなら出すよ〜」と言ってくれた。

 平日の冬の津軽にまた図々しくお邪魔しようと思った。
 何かはわからないけど、形のない何かを少し教えてもらった気がする津軽だった。


 
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 津軽こけし 阿保正文工人



 *「津軽リンゴ娘」のりんごこけしは、今年の11月にまた企画展にて、田螺堂で販売します。企画展近くになったら、改めてお知らせします。*
 
 

 

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by tanishidou | 2012-07-03 17:18